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姫嶋神社 [大阪府の神社]

 大阪市西淀川区にある姫嶋神社は「やりなおしの神社」と言われています。
阿迦留姫命(あかるひめのみこと)という女性の神様が祀られていて、この神様は中国の新羅で王子だった天之日矛(あめのひぼこ)を夫として一緒に暮らしていたのですが、夫の傲慢な態度に我慢の限界が頂点に達してしまい祖国日本へ逃げ帰ることになりました。

日本へ戻った時には大分県にある姫島へ着いて暮らしていたのですが、この場所では中国の新羅から近いのですぐに夫にたどり着いて来られるのではないかという心配がありました。そのためさらに遠くへ移動して落ち着いた場所が現在神社が鎮座している西淀川区姫島の地であると伝えられています。

この新たな地で再出発をして世の女性たちに機織・裁縫・焼き物・楽器などを教えた阿迦留姫命は、「決断と行動の神様」として多くの女性たちに親しまれることになりました。
阿迦留姫命は今で言うところのカリスマ的存在だったと考えられます。
赤い玉から生まれてきて美しい女性であることから美の神様とも言われていて、御神徳は「再起復活」「女性の開運招福・心願成就」「美人祈願」などとなっています。

御神徳の内容が内容だけに、やはり女性の参拝客が多く、御朱印も女性受けしそうなものがたくさんありました。

【本殿風景】
提灯に挟まれるように内側にたくさんの風車が並んでいます。風の吹き方が良かったおかげで、順風満帆に事を進めることが出来た阿迦留姫命にあやかろうと風車が供えられているもので、良き風のご縁があるようにとの願いが込められています。
姫嶋神社 本殿.JPG


御朱印の種類は一種類だけではなく、限定御朱印もありました。
見本がこのように置かれていて、迷うこと数分…
御朱印見本_1.JPG

金文字で書かれた書置きの御朱印も…
御朱印見本_2.JPG


こちらも金文字が映える豪華な御朱印です。
御朱印見本_3.JPG


御朱印の出来上がりまで1時間以上はかかるとのことで、広々とした部屋の中で周りを見渡すと御朱印待ちをしている方の姿がたくさんありました。他にもいくつか神社を訪れるつもりでいましたがが予想外の時間をここで費やすことになったため、このあと他の神社へのお参りは諦めることにしました。
そのまま部屋の中で待っている間にお茶と御神酒の接待を受けましたので、炎天下の中でひたすら待つということも無く居心地の良い場所で落ち着いてゆっくり御朱印の出来上がりを待つことが出来ました。(日本酒は苦手なのですが折角ですので頂きました。)
待合室_1.JPG

地方の凝った造りの日帰り入浴施設でありがちな雰囲気に似た天井部分です。
綺麗に組まれた木が「神社=和」を改めて感じさせられます。
待合室_2.JPG


どれだけの人が気づいていたかわかりませんが、椅子の背もたれが鳥居の形になっています。
ここにも和が巧みに取り入れられていました。
背もたれが鳥居のような椅子.JPG


【御朱印】
御朱印は通常頂けるものから限定御朱印まで幅広く、月替わりで出されている御朱印まであります。
たくさんあって目移りしてしまいますが、用意されている御朱印を限定御朱印を含めてすべて頂くとなると、初穂料は5000円を超えることに!

とは言うものの、趣向の凝らされている御朱印ばかりですので、価値と頂いた時の感動はかなりあるかと思います。

なお、御朱印を拝受することが出来る日と出来ない日がありますので、詳しくは公式ホームページを参照してください。

常時頂ける赤い色の御朱印がこちらです。
見本のところで紹介している赤玉の見開き御朱印は今回頂いてきませんでしたが、次回頂きたいと思います。
姫嶋神社 御朱印.jpg


6月~8月の期間中、限定で頂ける期間限定の黄色を基調とした御朱印です。
6~8月限定御朱印(イエロー).jpg


こちらは8月限定の御朱印になります。
暑い日々が続く中で、この「涼風」の文字…
この文字だけでも暑さが凌げそうな気がします。
8月限定御朱印(ブルー).jpg


8月限定御朱印の見開きバージョンもありました。
凝ったデザインが施され、こちらでも「涼風」という文字が入っています。
花火やお化けちょうちんの絵柄も夏らしい感じが出ています。
8月限定御朱印 見開き.jpg


青色の紙に金文字で「順風満帆」と書かれた書置き仕様の御朱印です。
御朱印帳に直接記帳するものはなく、しかも8月限定のものになります。
8月限定御朱印 順風満帆.jpg


金文字で力強く「神縁」と書かれています。
こちらは薄い緑色を基調とした紙に笹の葉であろうと思われる絵柄が入っていて、さきの御朱印同様に書置き仕様のみとなっています。
文月の言葉として「神縁」という言葉を記した御朱印でしたが、この8月にも頂くことができました。
お気に入りの言葉でしたので手に入れることが出来て大変嬉しいです。
7月の限定御朱印だと思っていたのですが、書置きが余っていたのかどうか理由は定かではありません。
やりなおし神社の御神徳があったのか、早速、7月に戻って「やりなおし」ました。(笑)
7月限定御朱印 神縁.jpg


【はさみ紙】
御朱印が汚れないようにするはさみ紙も綺麗で風情のあるものでした。
花火の絵柄に季節感を感じます。
はさみ紙_2.jpg


反対側にはご祭神に因んだ言葉が書かれていました。
はさみ紙_1.jpg



アクセス
阪神電鉄本線姫島駅下車 西へ徒歩6分
大阪シティバス「姫島」下車 西北へ徒歩3分

鎮座地
大阪市西淀川区姫島4丁目14-2
公式ホームページはこちら

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住吉神社(野里住吉神社) [大阪府の神社]

住吉神社と言う名の神社はたくさんありますが、こちらは大阪市西淀川区にある住吉神社で鎮座地の地名から野里住吉神社とも呼ばれています。

住吉神社
住吉神社の本殿風景です。
最近は外観がコンクリート製のこうした神社が増えてきました。
全体を木製仕様にして社を作り直すとなれば、莫大な費用がかかるのでしょうね。
狛犬には前掛けが付けられていました。
落ち着いた緑色の屋根の色に対して、赤い前掛けをつけた狛犬は結構目立ちます。
野里住吉神社.JPG


御朱印
野里住吉神社の御朱印です。
境内社の淀川戎神社の御朱印もあるという事でしたので、一緒に頂いて来ました。
野里住吉神社 御朱印.jpg


こちらが淀川戎神社の御朱印になります。
何の絵かわかりませんが、右上と左下の部分に押されている印によって書かれた文字が引き立っている感じがします。
淀川戎神社 御朱印.jpg


淀川戎神社
淀川戎神社の雰囲気はこんな感じです。
木の色の茶色の濃さが重厚感ありますね。
住吉神社の3分の1くらいの小さなお社ですが、こちらのほうが本社のように思えてきます。
淀川戎神社.JPG

2種の御朱印、共に快く書いて頂けました。
神社の方が丁重に対応して下さいましたので心地よく参拝することが出来ました。
ありがとうございます。


アクセス
①大阪シティバス「野里」下車 北へ徒歩4分

鎮座地
大阪市西淀川区野里1丁目15-12

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霧島東神社 [宮崎県の神社]

 霧島東神社は宮崎県にある神社で高原町(たかはるちょう)という場所に鎮座しています。
国生みの神として有名である伊耶那岐命(イザナギノミコト)と伊耶那美命(イザナミノミコト)の二柱が主祭神として祀られています。
霧島六社権現のひとつとして知られる神社です。

鳥居風景
 鳥居をくぐると薄暗いところへ入って行くのですが、それが太陽の光を遮っているので夏場でも涼しいです。
霧島東神社 鳥居.JPG


楼門
階段を上り、手水舎を越えてしばらく進むと平坦なところにやってきました。
朱塗りで見栄えの良い門があります。
霧島東神社 楼門.JPG


本殿遠景
 少し遠くから見た本殿の雰囲気です。
霧島東神社 本殿遠景.JPG

御朱印
 霧島東神社の御朱印です。
この日、神職は不在でした。
しかし、書置きの御朱印が日付入りで用意されていて、初穂料は貯金箱のような箱の中へ納めるシステムになっていました。
天之逆鉾(あまのさかほこ)の絵の下には霧島山大権現と書かれていて、黒色の印影が何となく力強さを感じさせられます。
霧島東神社 御朱印.jpg



アクセス
JR吉都線高原(たかはる)駅下車
※タクシー利用
(以前はバス路線がありましたが、現在は廃止されています)

鎮座地
宮崎県西諸県郡高原町大字蒲牟田6437

東高津宮 [大阪府の神社]

高津宮(こうづぐう)という名の神社に対して、東高津宮(ひがしこうづぐう)という名の神社があります。

【東高津宮】拝殿の様子
元々の拝殿は第二次世界大戦中である昭和20年の大阪大空襲によって消失しました。
そのため、現在の拝殿は高津宮の拝殿として建てられたものを昭和21年に譲り受けて昭和42年に移築したものになります。
東高津宮 本殿.JPG


【東高津宮の御朱印】
東高津宮の御朱印は金文字があしらわれた豪華なもので、こちらの御朱印と境内社2社を含めて3種類の御朱印が頂けます。
東高津宮 御朱印(金文字入り).jpg


【王仁神社】
ご祭神は王仁博士です。
王仁神社(境内社).JPG


【王仁神社の御朱印】
王仁神社 御朱印.jpg


【磐船稲荷神社】
ご祭神は宇賀御魂神(うかのみたまのかみ)で、五穀豊穣や商売繁盛の御神徳があります。
磐船稲荷神社.JPG


【磐船稲荷神社の御朱印】
磐船稲荷神社 御朱印.jpg


【御朱印帳】
この神社では御朱印帳が頒布されています。
表紙に描かれているのは仁徳天皇で、庶民の状況を確かめようと国見をしている姿です。
東高津宮 御朱印帳.jpg



アクセス
地下鉄谷町線谷町九丁目駅下車 11番出口より北東へ徒歩5分

鎮座地
大阪市天王寺区東高津町4-8

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御香宮 [京都府の神社]

 御香宮神社(ごこうぐうじんじゃ)は御香宮(ごこうのみや)とも言われ、京都市伏見区にあります。
鉄道駅から徒歩で数分というアクセスの良さで、大変訪れやすい神社です。

【拝殿】
御香宮神社 拝殿.JPG


【御香水】
敷地内には「御香水」と呼ばれる綺麗な水が湧き出ています。
環境省の名水百選に認定されている水で、この水を汲んで持ち帰る方も見受けられます。
取水時間は朝7時から夜7時まで可能です。
御香水.JPG


【御朱印】
御香宮神社の御朱印です。
細字でサラリと書かれた御香宮の文字が気持ちよく感じられます。
ご祭神が神功皇后である証の印も押されていました。
御香宮 御朱印.jpg


境内社桃山天満宮の御朱印も一緒に頂けます。
こちらは達筆な文字の中で、シンプルに小さな印が押されています。
桃山天満宮 御朱印.jpg


【桃山天満宮】
境内社の桃山天満宮はこんな雰囲気です。
桃山天満宮.JPG


アクセス
 ①京阪本線伏見桃山駅下車 東口より徒歩7分
 ②近鉄京都線桃山御陵前駅下車 徒歩5分
 ③JR奈良線桃山駅下車 徒歩6分

鎮座地
京都市伏見区御香宮門前町174
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