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和氣神社 [鹿児島県の神社]

鹿児島県霧島市にある和氣神社(わけじんじゃ)です。
この地(大隅国)にゆかりのある和気清麻呂(わけのきよまろ)公を祀ってある神社で、神社が創建されたのは比較的新しく昭和21年のことです。
創建前のはるか昔、江戸時代には坂本龍馬夫妻が新婚旅行でこの辺りを訪れたという話があります。
和気清麻呂公は備前国(いまの岡山県)で生まれましたが、のちに事件に巻き込まれることになり大隅国へ左遷されたので、こうした流れから鹿児島県にも縁があります。

奥に見えているのは本殿、手前左手の赤い建造物は手水舎です。
木々に囲まれた静かなところに鎮座している神社です。
和氣神社本殿遠景.JPG


【本殿風景】
建て替えられて間もないであろうと思われる綺麗な本殿、その手前には本来なら狛犬があるはずですが、よく見るとここではイノシシが代わりにいます。これは和気清麻呂公が宇佐八幡宮へ参拝することとなった時にその手助けをしてくれたのがイノシシだったことに因んで、イノシシが狛猪として狛犬の代わりを務めています。
和氣神社本殿.JPG


日本で最初に新婚旅行という形の旅をしたと言われている坂本龍馬と妻のお龍(りょう)、二人の姿を描いた記念碑とともに旅行地であることを示す表示物がありました。画像では大変見にくいのですが、右側には龍馬が詠んだとされる短歌が書かれています。
「又あふと思う心をしるべにて道なき世にも出づる旅かな」 龍馬
新婚旅行の地.JPG


太陽光の加減で部分的に反射していて見る角度によって反射する場所も変わってくるのですが、記念碑の様子です。
後方にたくさんの絵馬が奉納されていますが、龍馬夫妻の記念碑を見ていると良縁や夫婦円満の御神徳がありそうです。
龍馬夫妻の記念碑.JPG


【御朱印】
和氣神社の御朱印です。
御朱印に書かれている「我獨慙天地」とは、我独り天地に慙づ(われひとりてんちにはづ)と読むものであり、世の中の人がどうであろうとも自分一人だけは天地の澄みきった心に照らして恥じることがないようにとの意味があります。
和気清麻呂公は自粛や自戒を心掛けたり、謙虚に正しい道を歩もうとする姿勢をお持ちだったようで、まじめな人柄がうかがえます。
和氣神社 御朱印.jpg




アクセス
バス「犬飼」下車 徒歩8分(バスはほぼ皆無に近いのでおすすめしません)
JR日豊本線霧島神宮駅下車 タクシーで約20分程度

鎮座地
鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3986

太宰府天満宮 [福岡県の神社]

福岡県にある有名な神社で、全国にもその名を知られている太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)ですが、祀られているのはもちろん菅原道真です。
菅原道真はこの地で逝去されたのでここでも祀られることになりましたが、この太宰府天満宮は京都にある北野天満宮とともに全国に数多くある天満宮の総本社でもあります。

【本殿風景】
参拝した時は正月を少し経過した頃でしたので、たくさんの人が順番待ちで並んでいました。
この頃はインバウンドの影響もあり外国人観光客の姿が多く見受けられました。
あまりの人の多さに落ち着いて参拝できなかったのが残念でした。
太宰府天満宮 本殿.JPG


菅原道真は京都で宇多天皇の側近として仕え右大臣にまで上り詰めていたものの、ある時謀反を企てたと疑いをかけられて九州は太宰府へ左遷されることになってしまいました。
太宰府へ赴いた菅原道真のあとを追いかけるようにやってきてこの地に根付いたとされる飛梅がこちらです。(飛梅伝説)
飛梅.JPG

本殿前に綺麗な狛犬がありました。
吽形の狛犬は横から撮ったので普通に見えますが、
太宰府狛犬_1.JPG

阿形の狛犬は前から撮ったので表情が結構怖かったです。
でも、どちらの狛犬も目がきれいでした。
やたらと白く新しい感じがしたので、そんなに年数が経っていないものと思われます。
太宰府狛犬_2.JPG

【御朱印】
太宰府天満宮の御朱印です。
中央の梅の絵柄には太宰府天満宮の文字が書かれていました。
御朱印帳を社務所で買って御朱印を書いてもらいましたが、先頭の部分は伊勢神宮の御朱印を書いてもらうためにというしきたりのようなものを丁寧に説明されました。それにより最初のページは空白のままにした状態で書いて頂きました。
伊勢神宮というのは特別な存在で、御朱印についても一番最初に書くという、敬意というか畏れというかそんな印象を受けました。
太宰府天満宮 御朱印.jpg


【御朱印帳】
太宰府天満宮の御朱印帳はこちらです。
よくある天満宮共通仕様の御朱印帳ではなくオリジナルのもので、紫色を基調に(画像では黒っぽく見えるかもしれませんが)梅の花がたくさんちりばめられている高級感漂う御朱印帳です。太宰府天満宮の文字が会社の角印のような感じで中央にさりげなく配置されているのも好印象です。
太宰府天満宮 御朱印帳.jpg




アクセス
西鉄太宰府線太宰府駅下車 徒歩5分

鎮座地
福岡県太宰府市宰府4丁目7-1
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安海熊野社 [愛知県の神社]

安久美神戸神明社のところで少し御朱印の話で触れた安海熊野社(やすみくまのしゃ)という神社です。
安海熊野社は住宅地の中にある小さな神社で、階段を上りきってすぐ右側に拝殿があります。
熊野社と言われる神社は祠だけのシンプルなお社が頭に浮かびますが、こちらは建物内に神様が丁重に祀られています。
安海熊野社.JPG


【御朱印】
安海熊野社の御朱印です。
この神社は無人のため、御朱印を頂くには兼務社の安久美神戸神明社で頂くことになります。
ちなみに 安海熊野社⇔安久美神戸神明社 徒歩10分です。
安海熊野社では御朱印拝受の案内が書かれていましたが、安久美神戸神明社では安海熊野社の御朱印が頂けるという案内がなかったので、この日はもう一度安久美神戸神明社へ立ち寄りました。(先に安久美神戸神明社へ立ち寄っていたため)
落ち着きのある立派な文字で書かれた御朱印です。
無人の小さな神社である安海熊野社が豪勢に感じる御朱印でした。
安海熊野社 御朱印.jpg



【鎮座地】
愛知県豊橋市魚町115

【アクセス】
JR豊橋駅・名鉄豊橋駅下車
・徒歩12分
・豊橋鉄道市内線で札木駅下車 徒歩3分

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安久美神戸神明社 [愛知県の神社]

愛知県豊橋市にある安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)は天照大神を祀る神社で、毎年2月10日と2月11日の2日間にわたって豊橋鬼祭と言われる例祭が行われています。この例祭は厄除けの神事であり、国の重要無形民俗文化財としても指定を受けている大変貴重なお祭りだと言えます。

参道入り口にある鳥居ですが、神明社なので伊勢神宮の鳥居に似ています。
標柱により旧社格は縣社であることがわかります。
安久美神戸神明社_1.JPG


【本殿風景】
本殿の様子です。伊勢神宮との関係が深いので、建物の造りもそれに近いです。
安久美神戸神明社 本殿.JPG


【手水舎】
手水舎も屋根の部分が立派です。その屋根が自分の意志を持つかの如く、左右にそびえたつ木を押しのけるような感じで手水舎の存在感を強調しているように思えます。
安久美神戸神明社 手水舎.JPG


【御朱印】
鬼という文字が護符などによく書かれている漢字をそのまま朱印にしてあり、これだけでも厄除けの効果がありそうな気がします。
創建されてから1000年以上にもなる由緒ある神社ですが、厄除けや世の中の平和を願いつつ悪い鬼をずっと封じ込めているような雰囲気の御朱印の文字配置がいいですね。
こちらの神社では安海熊野社(やすみくまのしゃ)の御朱印もいただくことができます。安海熊野社はこちらの神社から徒歩10分のところにあります。
安久美神戸神明社 御朱印.jpg

【御朱印帳】
こちらの神社にはオリジナル御朱印帳があります。
赤色一色で見た目は派手な御朱印帳ですが、絵とか模様とか柄とかは一切なく、神社名が書かれているだけのシンプルな御朱印帳です。ただ、赤い色であるだけに、ほかの地味な感じの御朱印帳と一緒に並べるとやはり目立ちます。
安久美神戸神明社 御朱印帳.JPG




【アクセス】
豊橋鉄道市内線市役所前駅下車 徒歩3分

【鎮座地】
愛知県豊橋市八町通3-17
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長良天神神社 [岐阜県の神社]

長良天神神社(ながらてんじんじんじゃ)は岐阜県の岐阜市内に鎮座しています。
天神神社ということで、御祭神は菅原道真公です。
また、境内の広さは四千五百坪で、例祭が4月5日に執り行われます。
創立年代は不詳ですが、時は元号が承久と称する頃、斎藤帯刀左衛門尉親頼という人物が斎藤一族の本拠地である加賀敷地で氏神として祀られていた天満宮を美濃地方の15の村に勧請したのがはじまりとされています。

【鳥居風景】
真っ白で綺麗な鳥居と神社名が書かれた標石があります。
長良天神神社 鳥居と社名標.JPG


しばらく歩いていくと神門が見えてきました。
よく見ると、門扉には梅の紋が付いているのがわかりました。
長良天神神社 神門.JPG


神門の右側には「敬神崇祖」という文字が書かれた碑があります。
敬神崇祖(けいしんすうそ)とは、神様を敬い先祖を崇めるという文字通りの意味で、日本人としてあるべき姿を説いた漢字四文字で記された言葉です。
敬神崇祖.JPG


神門をくぐって左手に手水舎がありました。
長良天神神社 手水舎.JPG


【拝殿風景】
長良天神神社の拝殿です。
向かって右手にはさざれ石があります。
長良天神神社 拝殿.JPG


【御朱印】
長良天神神社の御朱印です。
天神様にはお決まりの梅の紋がさりげなく押印されていて、角型の神社名の記された御朱印の印影も綺麗でした。
筆書きで「天満大自在天神」と書かれていますが、これは菅原道真公の神号です。
長良天神神社 御朱印.jpg


【御朱印帳】
長良天神神社には御朱印帳があります。
パステルカラーともいえる薄い緑地に鮮やかな赤い梅の絵柄が良く映えていて、拝殿の絵も地味な感じで浮き出ているところがいいですね。
それから、金文字で書かれた神社名が真ん中にバランスよく配置されているのも御朱印帳として好印象を抱かせてくれます。
長良天神神社 御朱印帳.jpg


【辰山稲荷神社】
境内社の辰山稲荷神社です。
神門をくぐって左側に手水舎がありましたが、右側を見渡せばこの鳥居が見えます。
辰山稲荷神社 鳥居風景.JPG


石段を1~2分上ってたどり着いた場所がこちらです。
辰山稲荷神社 神門.JPG


奥には綺麗な赤い色をした小さな祠がありました。
辰山稲荷神社 神祠.JPG



【アクセス】
JR岐阜駅・名鉄岐阜駅下車 岐阜バスに乗り換えて「長良天神」下車 徒歩4分

【鎮座地】
岐阜県岐阜市長良1972-1
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